akiyoko blog

akiyoko の IT技術系ブログです

2015年の akiyoko blog 振り返り

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新年明けまして少し経ちましたが、昨年(2015年)の akiyoko blog を振り返ってみたいと思います。

2015年の akiyoko blog 振り返り

まず、昨年一年間で作成した記事は合計 59本でした。おおよそ週一本ペースですね。ブログを始めて 3年半ほど経ちましたが、週一本ペースをずっとキープしています。

昨年は、59本中、Amazon Web Services(AWS)関連の記事が 20本もありました。実に、3本に1本が AWS関連だったわけです。今回振り返ってみて始めて気付いたのですが、思っていた以上に多くてビックリです。


次に、各記事ごとのアクセス数ランキング。
ランキング上位 30本をリストアップしてみたのですが *1、昨年の記事 59本中、30位以内に入ったのはわずか 9本 *2。正直もう少しランクインするだろうと思っていたのですが、AWS系のマニアックなテーマが多かったのが原因でしょうか。ちょっと残念です。。

また昨年は、社外の勉強会に12回、AWS の Webinar(オンラインセミナー)に7回参加し、備忘録レベルのものも含めて全て記事としてアップしたので、イベント関連の記事は合計 19本書いたことになるのですが、30位以内に入ったのは「「PHPフレームワーク4本勝負!!」に参加してきました - akiyoko blog」の1本のみでした。

akiyoko.hatenablog.jp


ブログ記事ごとのアクセス数ランキング(akiyoko blog 2015年)

# タイトル 作成日 ポイント
1 「プロジェクトマネージャ試験」に一発合格するための三か条 - akiyoko blog 2014/10/26 162.1
2 AppStore 登録前の iOSアプリを Ad-Hoc で配布してインストールする方法 - akiyoko blog 2014/08/23 105.6
3 見よ!これが Python製の WordPress風フルスタックCMSフレームワーク「Mezzanine(メザニン)」だ! - akiyoko blog 2015/12/23 52.7
4 Video.js を使って HLS形式の動画をストリーミング再生する - akiyoko blog 2015/08/11 38.9
5 日本統計学会認定「統計検定2級」に合格しました - akiyoko blog 2014/12/30 38.8
6 Python でリストのソートまとめ - akiyoko blog 2014/09/26 32.0
7 「PHPフレームワーク4本勝負!!」に参加してきました - akiyoko blog 2015/08/06 31.0
8 Git で コミットを無かったことにする方法 (git revert の使い方) - akiyoko blog 2014/08/21 27.6
9 「道は開ける」を読んだ - akiyoko blog 2014/04/13 27.1
10 Ansible 初心者なら、まずは Ansible Galaxy から始めてみよう - akiyoko blog 2015/12/06 24.6
11 nodebrew で Mac の Node.js 環境をスッキリさせた - akiyoko blog 2015/06/20 24.2
12 初心者がプルリクまでに覚えるべきたった 9つの厳選 Gitコマンド - akiyoko blog 2014/12/02 23.4
13 初めてのTOEIC受験で800点オーバーを取るための勉強法 - akiyoko blog 2013/09/05 22.1
14 Pythonでヒストグラム - akiyoko blog 2013/06/07 20.6
15 iPad上でアプリ内課金 (In-App Purchase) の実機テストをする方法メモ - akiyoko blog 2013/11/09 18.0
16 MongoDB の使い方まとめ - akiyoko blog 2014/08/01 17.8
17 Python で Selenium WebDriver を使ったブラウザテストをする方法 - akiyoko blog 2014/04/29 17.4
18 知的財産管理技能検定2級を受験してきました - akiyoko blog 2012/11/25 17.2
19 jQuery で Ajax を使ってみる - akiyoko blog 2014/07/21 16.6
20 Windows で R(統計解析ツール)を使う - akiyoko blog 2014/11/07 16.3
21 Backbone.js を基礎からやってみよう - akiyoko blog 2015/08/07 14.0
22 Ansible でさくらのVPS の環境構築を自動化 ~ハマりポイントとともに~ - akiyoko blog 2013/12/16 13.4
23 Python, Django 界隈の単体テスト事情(unittest / nose / django-nose) - akiyoko blog 2015/01/01 13.0
24 Pythonで散布図 - akiyoko blog 2013/06/10 12.6
25 iOSアプリを App Store にバージョンアップ申請するときの手順メモ - akiyoko blog 2013/11/28 12.6
26 GitHubプライベートリポジトリの作成 & SSH鍵の設定 - akiyoko blog 2014/03/04 11.6
27 「AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト試験」に合格しました - akiyoko blog 2015/06/09 11.2
28 OS X Yosemite / MacBook Pro (Early 2015) の初回セットアップ - akiyoko blog 2015/09/11 10.3
29 Titanium Studio から 軽快な Androidエミュレータ「Genymotion」を使ってみる - akiyoko blog 2014/03/23 10.1
30 Amazon EC2インスタンスのデスクトップ環境を操作する方法(Ubuntu Server から X window を飛ばす) - akiyoko blog 2014/02/27 9.8



ここで、#3 の「見よ!これが Python製の WordPress風フルスタックCMSフレームワーク「Mezzanine(メザニン)」だ! - akiyoko blog」は、年末の「Python Advent Calendar 2015 - Qiita」に合わせて書いた記事で、一瞬だけホットエントリーに載ったことで一時的にアクセスが増えたのが起因しているようです。

akiyoko.hatenablog.jp



今年の目標

akiyoko blog の今年の目標は特に決めていませんが、

で言うところの、ユーザーの満足度を示す指標値である「ページ/セッション」を、昨年の「1.19」から「1.3 〜 1.4」くらいまで上げていけたらいいなとぼんやり考えています。

*1:純粋な PV数ではなく、作成日からの日数で割ったポイントで算出しました。

*2:作成日のところを黄色く塗っています。

Google Analytics のトラッキングコード設置方法

わざわざ改めて書くほどのものではないのですが、画面とかキャプチャしたのでとりあえず。


やりたいこと

  • Google Analytics アカウントの作成
  • LP(単純なHTMLページ)にトラッキングコードを設置
  • Analytics ダッシュボードの利用


前提として、Google アカウントは作成済みとします。




 

1. Google Analytics アカウントの作成

Google アナリティクス公式サイト - ウェブ解析とレポート機能 – Google アナリティクス
にアクセスし、Google アカウントでログインします。
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「お申し込み」をクリック。
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アカウント名 アカウント名(xxx@gmail.com の xxx部分)とかにしておけば無難かと
ウェブサイト名 サイトの名前を適当に
ウェブサイトの URL アクセス解析したいサイトの URL
業種 適当に

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同意します。
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2. LP にトラッキングコードを設置

アナリティクス設定のページに、トラッキングコードが表示されているので、それをサイトの全ページに貼り付けます。
f:id:akiyoko:20151229133812p:plain


上記のトラッキングコードであれば、headタグの間に設定しておけば OK です。

  ・
  ・
  <script>
    (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
    (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
    m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
    })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga');

    ga('create', 'UA-xxxxxxxxxx', 'auto');
    ga('send', 'pageview');

  </script>
  </head>
  <body>
  ・
  ・


これでトラッキングコードの設定は完了です。


 

3. Analytics ダッシュボードの利用

あとはダッシュボードをお好きなように。
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ちなみに、他の人に Analytics ダッシュボードを見れるように設定するには、権限付与をすればよいです。

[アナリティクス設定] > [ユーザー管理] をクリックします。
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ビューのアクセス権限を「表示と分析」に設定して、メールアドレスを追加すれば OK です。
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参考

www.adminweb.jp


私が購入した Google Analytics の参考書はこちら ↓ です。

見よ!これが Python製の WordPress風フルスタックCMSフレームワーク「Mezzanine(メザニン)」だ!

この投稿は 「Python Advent Calendar 2015 - Qiita」 の 23日目の記事です。


煽っておきながら先に言い訳しておきますが、「Mezzanine(メザニン)」は WordPress公式 が作ったものでもサポートしているものではありません。

しかしながら、Mezzanine の 概要ページ の説明を見ると、

In some ways, Mezzanine resembles tools such as Wordpress that provide an intuitive interface for managing pages, blog posts, form data, store products, and other types of content.


Mezzanine は、いくつかの点において、ページ、ブログ記事、フォームデータ、ショップ商品、および他のタイプのコンテンツのための直感的なインターフェースを提供しする Wordpress のようなツールに似ています。

と書かれているので、Mezzanine が WordPress を意識して作られている ことが分かります。



その証拠に、Mezzanine の管理画面を少しお見せすると、

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(ブログ投稿画面。WordPress のものとそっくりですよね)

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(画像をアップロードするためのメディアライブラリ画面。こちらも WordPress とほぼ同じですよね)


という感じになっており、ルック&フィールが WordPress と非常に似通っていることがお分かりになるかと思います。WordPress の管理画面を触ったことのある人なら、ほとんどの機能を直感的に理解できるでしょう。


ちなみに、Djangoベースの三大 CMSフレームワーク「django CMS」「Wagtail」「Mezzanine」*1 のうち、他の二つは操作がユニークで、WordPress に慣れた私の脳みそでは直感的に理解ができず、一日ほど触ってそっとインスタンスを閉じました。


Mezzanine の特徴

Mezzanine には、

  • ルック&フィールが WordPress とそっくりな管理画面
  • デフォルトで必要な機能が全部入り(フルスタック)

といった、他の CMSフレームワークには無い大きな特徴があります。


前者については先に説明しましたが、後者のデフォルトで全部入りになっている機能としては、 概要ページ で以下のものが紹介されています。

機能・特徴 説明
Hierarchical page navigation 階層ナビゲーション
Save as draft and preview on site 下書き保存、プレビュー機能
Scheduled publishing 予約投稿
Drag-and-drop page ordering ドラッグ&ドロップでページの順序入れ替え
WYSIWYG editing WYSIWYGエディタ
In-line page editing インラインページ編集
Drag-and-drop HTML5 forms builder with CSV export ??
SEO friendly URLs and meta data SEOフレンドリーなURLとメタデータの設定
Shopping cart module (Cartridge) ショッピングカート(Cartridge プラグイン使用)
Configurable dashboard widgets ダッシュボードのウィジェットが設定ファイルで変更可能
Blog engine ブログ
Tagging タグ付け
Free Themes, and a Premium Themes Marketplace 無料テーマ、プレミアムテーママーケット(まだちょっと少ない。。)
User accounts and profiles with email verification メールアドレスでのユーザ認証、プロフィール機能
Translated to over 35 languages 翻訳(35言語以上)
Sharing via Facebook or Twitter Facebook、Twitter での SNS共有
Multi-lingual sites 多言語サイト
Custom templates per page or blog post ページ、ブログ記事ごとにカスタムテンプレートが適用可能
Twitter Bootstrap integration Twitter Bootstrap連携
API for custom content types カスタムコンテンツタイプのAPI
Search engine and API 検索機能と検索API
Seamless integration with third-party Django apps サードパーティ製のDjangoのアプリとのシームレスな統合
Multi-device detection and template handling マルチデバイス検出とテンプレートハンドリング
One step migration from other blogging engines 他のブログエンジンからワンステップでのデータマイグレーション
Automated production provisioning and deployments 自動プロビジョニングおよびデプロイ
Disqus integration, or built-in threaded comments スレッドコメント機能(Disqus連携 or ビルトイン)
Gravatar integration Gravatar連携
Google Analytics integration Google Analytics連携
Twitter feed integration Twitterフィード連携
bit.ly integration bit.ly連携
Akismet spam filtering Akismet によるスパムフィルタリング
Built-in test suite ビルトインのテストスイート
JVM compatible (via Jython) JVM との互換性(Jythonを使う)

Overview — Mezzanine 4.0.1 documentation を元に akiyoko が意訳)


ここで、「フルスタック」と聞くと、欲しい機能がある程度揃っていて便利である一方、そのプロダクトへの依存度が高まってしまうことが懸念されるなど、メリットとデメリットが表裏一体になっていることもあると思います。
その点、Mezzanine は「Mezzanine(=中二階)」というだけあって、1階部分には「Django(ジャンゴ)」という人気ナンバーワンの Webアプリケーションフレームワークが土台となっているので、Mezzanine-way *2 ではなく Django-way でのアプリケーション拡張ができるようになっていて、フレームワークを採用する側としては非常に安心感があります *3

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インストールしてみる

では早速、Mezzanine + Cartridge(Mezzanine 向けのショッピングカートプラグイン)をインストールしてみましょう。

なお、以下の手順は本番用ではありませんのでくれぐれもご注意を。

環境

  • Ubuntu 14.04 LTS(on Vagrant)
    • IPアドレス:192.168.33.10
  • Python 2.7.6
  • Django 1.8.7
  • Mezzanine 4.0.1
  • Cartridge 0.10.0

 

### 最低限のインストール
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -y install python-dev git tree

### pip をインストール
### sudo apt-get -y install python-pip でインストールすると pip のバージョンが古いので、get-pip.py で最新版を入れる
$ wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
$ sudo -H python get-pip.py
$ pip --version
pip 7.1.2 from /usr/local/lib/python2.7/dist-packages (python 2.7)

### virtualenv, virtualenvwrapper をインストール
$ sudo -H pip install virtualenv virtualenvwrapper

### virtualenvwrapper の設定
$ cat << EOF >> ~/.bash_profile

if [ -f ~/.bashrc ]; then
    . ~/.bashrc
fi
EOF
$ cat << EOF >> ~/.bashrc

source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh
export WORKON_HOME=~/.virtualenvs
EOF
$ source ~/.bashrc

### Djangoプロジェクトの virtualenv 環境を作成してアクティベート
$ mkvirtualenv myproject

### /opt/webapps 配下にプロジェクトの外箱を作成
$ sudo mkdir -p /opt/webapps/myproject
$ sudo chown -R `whoami`. /opt/webapps

### イメージライブラリのインストール
### http://mezzanine.jupo.org/docs/overview.html#dependencies
$ sudo apt-get -y install libjpeg8 libjpeg8-dev
$ sudo apt-get -y build-dep python-imaging


### Mezzanine プロジェクトを作成
$ cd /opt/webapps/myproject/
### Cartridge のインストール
$ pip install -U cartridge

### プロジェクトのディレクトリ構造は
### myproject/ as <repository_root> also as <django_project_root>
### └─ config/ as <configuration_root>
$ mezzanine-project -a cartridge config .

$ tree /opt/webapps/myproject/
/opt/webapps/myproject/
├── config
│   ├── __init__.py
│   ├── local_settings.py
│   ├── settings.py
│   ├── urls.py
│   └── wsgi.py
├── deploy
│   ├── crontab.template
│   ├── gunicorn.conf.py.template
│   ├── local_settings.py.template
│   ├── nginx.conf.template
│   └── supervisor.conf.template
├── fabfile.py
├── __init__.py
├── manage.py
└── requirements.txt


### アプリケーションを起動
$ python manage.py createdb --noinput
$ python manage.py runserver 0.0.0.0:8000


ブラウザで
http://192.168.33.10:8000/
にアクセスすれば、以下のトップ画面が表示されるはずです。

f:id:akiyoko:20151220161820p:plain




WordPress 風の管理画面と比べて、ちょっと画面がショボいなぁあっさりしているなぁと不安に思われるかもしれません。

でも安心してください。そういった場合には、テーマテンプレートの変更ができますから。


WordPress のようにボタンをポチポチすれば完了というわけにはいきませんが、チュートリアル に沿ってコマンドを実行することによって、比較的簡単に、例えば以下のようなテーマテンプレートを利用することができます。


mezzanine-themes/nova を使用)
f:id:akiyoko:20151220170242p:plain

mezzanine-themes/flat を使用)
f:id:akiyoko:20151220170257p:plain

mezzanine-themes/moderna を使用)
f:id:akiyoko:20151220170328p:plain

mezzanine-themes/solid を使用)
f:id:akiyoko:20151220170355p:plain


この 4種類のフリーテーマの他にも、いくつかのフリーテーマ有料テーマ も公開されていますが、WordPress と比べるとまだまだ量が少ないのが実情です。



あと、個人的に無いと困る、「多言語サイト」(WordPress でいうところの「qTranslate X」に当たる機能)もデフォルトで入っています *4 。こちらも チュートリアル に従って進めていけば、ブログ投稿時に次のような言語選択オプションが表示され、多言語対応のブログ投稿ができるようになります。

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まとめ

Python製の WordPress風フルスタックCMSフレームワーク、ということで「Mezzanine」を紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?


WordPress を使ったことのある人なら間違いなく違和感なく使えるでしょうし、私も今のところ全然違和感なく使えています。今後は、ショッピングカートと課金まわりを少しディープに調べてみたいと考えています。



明日は、TakesxiSximada さんの 24日目の記事です。よろしくお願いします。

*1:https://www.djangopackages.com/grids/g/cms/ を参照

*2:玉石混交ですが、Apps for Mezzanine は https://www.djangopackages.com/grids/g/mezzanine/ で紹介されています

*3:しかしながら、用意されたものが気に入らなければ自分で作るしかない、というリスクは許容しなければなりませんが。。

*4:厳密には、django-modeltranslation を pip install する必要がありますが、まあよしとしましょう。^^

「EdTech Night!! これからのプログラミング教育とは?」に参加しました

会場

東京都渋谷区桜丘町21−4 渋谷桜丘町ビル3F
Branding Engineerオフィス




EdTech ✕ プログラミング教育の勉強会に参加してきました。
貴重な話をいろいろ聞くことができました。


 

「EdTechとは」「子供向けプログラミング教育のあり方」

渡辺 のぼる 氏

  • 教育版レゴ Mindstorms による人材育成
  • World Robot Olympiad
  • 他にもプログラミング教育というと、Scratch, Minecraft とか?
  • モノを使う学び
    • 動いた時の喜び
    • コンストラクショニズム

コンストラクショニズム理論とは、レゴ・シリアスプレイ®の根底を支えている理論です。
マサチューセッツ工科大学メディア研究所のシーモア・パパート教授によって提唱されました。

手と頭は連携を取り、相互に信号のやり取りをしながら、新しい知識を構築していくという理論です。単に、頭だけで考えていても、新しい知識は構築できない、「何かをつくることで学ぶ」という考え方で、世界中のIT教育や科学分野の研究などに採り入れられています

人は、「モノを使って考える」あるいは「手を動かして考える」ときに、創造的なエネルギー、創造的な思考、モノの見方が引き出されるという理論です。

レゴ・シリアスプレイでは、このコンストラクショニズム理論をベースに構成されています。


コンストラクショニズムとは|レゴ・シリアスプレイ® | コラム | Block Party|レゴブロックを活用したユニークな研修」より引用


 

「プログラミング教育の活動をする理由」

具志堅 雅 氏 (@g08m11)

  • オススメの映画は「マイ・インターン」

【Amazon.co.jp限定】マイ・インターン ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付)(B2ポスター付) [Blu-ray]

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  • Swift/Rails
  • morei(モアイ)
    • ちょうどのプログラミング学習をより安く
    • ブート型プログラミング教育が乱立している。けど、高すぎる!
  • Sweet Swift
    • 女性限定のWeb系講座
    • 講座内にスイーツタイムがある、ゆるふわ系
  • なぜプログラミング教育?
    • 他の分野よりも応用が効くから

 

パネルトーク「EdTechトレンド」「プログラミング教育で得られる成果」

EdTechの定義は、教育の抱える課題を技術的に解決すること。

プログラミング教育

  • プログラミング教育で得られる成果(6票)
    • プログラミングは面白そうだ、という素敵な勘違いをしてもらいたい(渡辺)
    • 成果として、職種の垣根がなくなる(具志堅)
  • プログラミング教育とEdTech(11票)
    • 教育以外にも、学校に入れる教具としての電子機器のためのプログラミングもあるので、ビジネスとして包含?している(渡辺)
    • プログラミング教育にTVなどのマスメディアができる役割は?
    • プログラミングは、職業に直結する技術

他にも、

  • プログラミング教育は義務教育化すべきか(5票)
  • プログラミング教育の未来(大人の教育含む)(2票)

EdTech一般

  • ビジネスとしてのEdTech(9票)
    • schooとかは職業と直結しないので、ビジネスとしてはイケてない。ビズリーチみたいに、採用まで持って行ってお金をもらうのがよい。(具志堅)
    • プログラミング教育の周辺事業として(具志堅)
    • 講師を常時付けるなどしないと、離脱率が落ちちゃう。(具志堅)
    • 質問しやすさは、絶対的にリアルのほうがよい。もしするなら、apear.in みたいに教えてあげないと。(具志堅)
    • レゴとかキャッチーなのは私立だと鶴の一声で入れてもらえることもあるが、公立の学校だと、マインド・ITリテラシーが低すぎて導入が難しい。(渡辺)
    • 自治体の方がやりやすいところもある?
  • EdTechのトレンド(盛んな分野)(5票)
    • 世界で盛り上がっているEdTechは?
    • 動画で学べるschooとかはトレンドだと思う。(渡辺)
    • レゴは、ストーリーを作ってみんなに共感を伝えることができる「ストーリースターター」がグローバルにウケる(渡辺)
    • 無料動画の限界が見えてきている。だからこそのリアルな触れ合いが大事。(渡辺)
    • gaccoは、登録したのに、実際に授業が始まるまでに期間が空いてしまうので、その頃にはモチベーションが落ちてしまっている(具志堅)
    • 意識高いヒエラルキーの頂点の人しかリーチ出来ない(具志堅)
    • アプリにして動画をいつでも見えるようにするとか、プッシュ通知するとか工夫しないと厳しい。いいことしてるのにもったいない。(具志堅)
    • 大抵の人はいろんなアプリを入れてて、通知がたくさん来てるので、Webサイトを見に行くという動機がどうしても二番手三番手になってしまう。(具志堅)

他にも、

  • EdTechと人工知能(5票)
  • 5年後10年後のEdTech(4票)

「【AWS 初心者向け Webinar Dec】 利用者が実施する AWS 上でのセキュリティ対策」に参加しました

12/17 に AWS Webinar があったので、聴講してみました。


aws.typepad.com

主催: アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
対象: 技術者向け
セミナー概要:
Amazon Web Services(AWS)は、お客様が資産とデータを安全に管理、運用して いくための様々なサービスや機能を提供しています。 お客様は AWS の基盤上にシステムを構築しますので、セキュリティ上の責任は 分担されることになります。基盤となるインフラストラクチャのセキュリティは AWS が確保していますが、そのインフラストラクチャにお客様が構築・接続する もののセキュリティは、お客様が保護する必要があります。 本 Webinar では AWS が提供するセキュリティに関する機能を紹介し、その典型的な 使い方やベストプラクティスについて紹介いたします。AWS 上でお客様が行う セキュリティ対策にご興味のある方は、是非ご参加ください。




いつものように、気になったことをメモ。

  • AWSのポリシーは、シェアード・レスポンシビリティ・モデル(責任共有モデル)
    • Webサイト/アプリケーションはお客様・SIでセキュリティ確保、インフラのセキュリティはAWSが提供
  • データ等は、全世界で11リージョンで配置される。AWS側からは勝手に移さない
    • それぞれのリージョンで個人情報保護のポリシーが違う
    • データセンターの場所は秘匿している(テロ・セキュリティ事故対策)
  • DDoS、中間者攻撃、IPなりすましにも対策をしている
  • AWSセキュリティセンター
  • AWSコンプライアンス
  • ネットワークセキュリティ
    • VPC内部にプライベートなサブネットを作る
    • セキュリティグループによるアクセスコントロール
    • ネットワークACLによるアクセスコントロール(サブネット単位のフィルタ)
  • 論理サクセス管理
    • IAM
      • ユーザー、グループ管理
      • セキュリティクレデンシャル(認証情報)
        • アクセスキー
        • ログイン・パスワード
        • 多要素認証(MFA)
    • AWSルートアカウントは極力使用しない
    • AWSルートアカウントやIAMユーザーアカウントにはMFAを利用する
    • 強度の高いパスワードポリシーを設定する(ただし、このポリシーはAWSルートアカウントには適用されない)
    • EC2インスタンスにはIAM Roleを利用する(クレデンシャルを静的に書かないようにする)
    • IAMベストプラクティス
  • データの保護
    • 暗号化
    • 鍵の保管、鍵の管理をAWSですることが可能
      • Key Management Service (KMS) や CloudHSM を使う
    • AWSのサーバサイド暗号化(SSE)
      • S3 だとボタン一発
  • ログ・監視
    • CloudWatch/API/SDK, Alarm
    • CloudWatch では各AWSサービスのメトリクス監視が可能
      • 各メトリクスに対してアラームを設定可能
    • CloudTrail(監査)を全リージョンで有効化することを推奨
      • まだ対応していないサービス(S3等)もある

「VIDEOTECH:元TV局プロデューサーが語る、これからのオンライン動画戦略」に参加しました

会場

東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア13階
NHN テコラス株式会社



 

オフラインからオンライン動画へ!Cchannelが描く未来のメディアの理想像

登壇者:三枝 孝臣氏(Cchannel)

  • 前職日本テレビ
    • Huluの立ち上げにも関わる
  • テレビは年齢層が上の人たちが見ている
  • この2年は、ファーストウィンドウがスマホ、セカンドがテレビになってきている
    • もうTVをだらだら見る時代じゃない。細切れにしよう!
  • アメリカ、テイストメイドのアプローチ
    • 食動画
    • 動画配信専門の製作会社
  • アメリカでは、オリジナルコンテンツを動画配信プラットフォームに向けて作る製作会社の動向が重要に
  • ソーシャルプラットフォームを使った新しいアプローチ
    • Now This!
    • 脱プラットフォームメディア
      • 一つのコンテンツをそれぞれのメディア向けにバラす
  • Share is all!
  • これからの動画ビジネスの主役はモバイルに!?
    • タブレットが日本で伸びないのは、通勤状況が原因ではないか??


C Channelの取り組み

  • 映像業界の課題
    • 遅い、コストがかかる
  • 高品質でスピードを早く、大量に
  • 1分動画
  • 今話題の縦動画。世界は縦動画へ
    • YouTube、Instagram も縦画面OKに
  • 動画を作ったら、テキストデータを一緒にアップできるのが C Channelアプリの特徴
  • 何がコミュニケーションを生み出すコンテンツなのかが問われる時代


秦基博のオリジナルPVとかも発信してるっぽいです。
www.cchan.tv





 

狩猟社が2015年にやった動画実験!海外でも100万再生される動画を作るまでのプロセス

登壇者:イセオサム氏(狩猟社)

  • 日本テレビでズーミンに入ってた!
  • 株式会社ハロの共同経営。bokete のスマホアプリを運営
  • バイラルメディア VIRATES を運営
  • 現在は、狩猟社とオモロキ
  • 今年は 150本の動画を作り、YouTube上で再生回数320万回
  • VIRATES✕動画で、メディアパワーを使ってスケールを狙う
    • HOW TOモノを、動画でおもしろく
    • 一瞬でTシャツをたたむ方法
    • 記事PV38,000回で再生25,000回
    • 課題は、記事と比較すると圧倒的に制作費が高い
  • 内製チーム+外注テレビマンチームで大量製作することに!
    • 内製チームは3ヶ月で100本出して実験してみた
    • 外注チームは50本制作するも、スピード感・コスト感が合わず、途中で断念
  • 動画を作った後に、どうやって事業にするか?が課題
  • バイラルにフォーカス!
  • でも、どうやって事業化するの?
  • バイラルしない理由
    • 企画が面白くないから?(インターネット的に)
    • 質が低いから?
    • プロモーションしてないから?
  • 7つのコツ
    • 1. 面白い企画を考える。「インターネット的に面白い」が大事
    • 2. シェアされる理由を考える
      • なぜシェアするのか?→人間の感情がある一線を超えたときに自分以外の誰かに言いたくなる(度を超えているもの)
    • 3. ファンとのコミュニケーション
      • どこが震源になっているか?などを調べて、手動でフォロー
    • 4. メディアともコミュニケーションする
      • 国内外ともに、魅力あるニュースとして動画を伝える
    • 5. プラットフォーム戦略を考える
      • 見せたい人はどこにいるのか?
      • ニコニコ生放送、Facebook、Youkuも利用
    • 6. トラフィック構造を考える
      • 瞬発力(バイラル)⇔じわじわ力(検索、ファン)
      • HHH戦略ベースで考える
    • 7. ローカライズする(海外を狙う場合)
      • サイト多言語化、YouTube字幕、YouTubeコメント、PF対応(中国ではYouku)
  • HHH戦略
    • コンテンツを3種類に分ける
    • Hero(バイラル), Hub(ブランドのファンに対して定期的に配信するファン向け動画), Hygiene(コアターゲット向け)= Help
      • メディア+HOW TO動画=Help
      • ファン向け動画大量生産=Hub
      • バイラル動画=Hero
  • 狩猟者の動画制作パッケージ
  • 2015年は動画元年だった?
    • 動画広告、10代向け YouTuber は認知を得た
    • コンテンツがまだ来てない?? Netflix, Hulu, ...
  • テンガマン2 12/24公開!
  • 自分の経験から、尺は短いほどよいとも限らない、というのも分かった
  • 一方でコミュニケーションのネタであれば、短ければ短い方がよい?とかはあるかも

 

オンライン動画最前線(仮)

登壇者:山田 雄介氏(メタップス)

  • グローバル ✕ 動画を科学する
  • アプリ数が急増して、レッドオーシャン化している
  • 上位ランクインしているのは、ほとんどIPタイトル
  • 上位100アプリ中、TVCMをしているものが75タイトル
  • オリジナルタイトルでは想定月商2億円、IPタイトルでは1億円でTVCMを実施する傾向
  • TVCMを打った後に、成功(売上上昇もしくはセールス上位ランキング)しているのは 6割程度??


 

パネルディスカッション

Q. 動画は何のために活用されている?

  • 映像と音とでインパクトを与えられる。表現の手法として(イセ)
  • 情報量が多いから。(三枝)
  • 使ってる人からすると、動画を撮ってみようというのがだんだん普通になってきている。(三枝)


Q. 動画の効果検証は?

  • 再生数と時間を定量的に、TwitterとかFacebookのシェアの文言を定性的に分析。バズフィード(イセ)
  • 連鎖の間に何が起こったのかは知りたい。(イセ)


Q. 再生数を伸ばすコツは?

  • サビから入る(サビ頭)。(三枝)
  • 最初の5秒で下落率がある。引っ張って引っ張ってがなかなかできない。YouTuberは固定ファンがあるからそれができる(イセ)


Q. 動画はタレントなの?クリエイティブなの?

  • タレント性がある人はやっぱり強い。(イセ)
  • 2017年くらいまでは「人」が続くかも? YouTuberも作るのは大変。(三枝)
  • クリエイティブはチーム戦。人の場合はそれができないので、いつまでもつか。クリエイティブサイドに今後は移っていくのでは。(三枝)


Q. TV動画とWeb動画の違いは?

  • 場所。後ろにいる人がぜんぜん違う。(イセ)
  • 視聴環境が違う。TVは「付いてる」という感覚で視聴されている。ながら視聴されている。邪魔にならなさ加減がTVに向いている?(三枝)
  • せっかちな人はTV見れない。(イセ)
  • 編成をされたものを見るというのが無くなる。見たいものを見る、という流れに。そうなると、不可逆的に戻ってこない。(三枝)


Q. 注目している動画関連のサービスは?

  • 人の感覚をデータ化・可視化していくサービス(イセ)
  • Now this!みたいなサービス。オマケで動画が付いてくる Amazon Primeはすごいなと思う。(三枝)
  • 動画で検索流量ができると一気にブレイクする(三枝)


Q. 今後のユーザーの方向性は?

  • 人間は面倒くさがり。テキストが面倒くさくなった人たちが写真をInstagramを使って、それが動画になってきた。


Q. 日本独自の動画産業の動向は?

  • アメリカの方が2〜3年早いと言われているが、ツボが浅い。日本はコンテキスト重視でよっぽど刺さらないと流行らない。(イセ)
  • アメリカは動画産業がハリウッド。多民族というのもある。(三枝)
  • アメリカ人は軽いノリでシェアしてくれるカルチャーがあるが、日本人は見え方を気にする。(三枝)
  • 中華圏のマーケットはこれから必ず大きくなる。(三枝)

「【AWS 初心者向け Webinar】AWSでBig Data活用」に参加しました

12/10 のランチタイムに AWS Webinar があったので、聴講してみました。


aws.typepad.com


なぜ今 Big Data なのか?なぜ AWS なのか?について、Big Data on AWS の事例と関連サービスを紹介するということでした。



いつものように、気になったことをメモ。

  • Big Dataとは?
    • サンプリングせず(異常値も含めて)全データを扱う(定義)
    • 因果関係より相関関係
    • 個にフィードバック
    • 規模が大きいから Big Data ではない
  • ダベンポートによる分析の分類
  • なぜ Big Data?
    • 属人性を排除して組織をスケール
    • 新しい発見から、ビジネスチャンスを作る
  • なぜ AWS?
    • ちょっと試してみたい。数クリックで利用開始でき、初期コスト不要
    • スケール可能
  • 事例
    • データ収集と保存
      • S3, Amazon Kinesis Stream(大量でかつ連続したデータを信頼性格納し、低レイテンシーでデータ処理に伝送が可能), DynamoDB, RDS
      • Amazon Redshift(フルマネージドのデータウェアハウスサービス。インタフェースはSQL検索)
      • Amazon Kinesis Firehose(大量ストリームデータをS3とRedshiftへ)
      • Amazon Kinesis Analytics(ただしアナウンスのみ)
      • S3 + Lamdba + SQS + EC2 でログ分析をしていたものを、Kinesis でリプレースした事例も
    • イベント処理
      • AWS Lambda(イベントをトリガーに処理を実行)
      • Amazon Kinesis Streamで受け取ったデータをLambdaで処理させる
    • データ処理
      • Amazon Elastic MapReduce(EMR)
      • S3 と連携させれば便利。HDFS(Hadoop上のオブジェクトストレージ)からS3へ。S3をDBのレコード(永続的データストア)のように扱うことができる
      • EMRだと、使いたいときだけにクラスタを起動し、その他の時間はクラスタを落としておくことができる、などの利点が
    • 保存
  • アドバンスド
    • クエリに最適化するために、カラムナーフォーマット?に変換して保存している
    • スポットインスタンスでEMRクラスタを起動すると、通常価格の半額から90%引きのコストまで削減することも
    • Workflow tools from re:Invent 2015
      • Dataduct (AWS Data Pipeline)
        • Coursera が使っている
      • Luigi
  • SQL on Big Data
    • 簡単かつ高速に全件検索可能
    • Redshift or EMR に JDBC/ODBC で接続
      • Redshift は Compute Node にデータを一旦置いておく必要がある。その後、COPY/UNLOAD
      • JDBCは、Zeppelin などを使う
  • Spark streaming でリアルタイムログ収集
    • ZeppelinとかでSQLでクエリ検索できる