この投稿は 「Python Advent Calendar 2016 - Qiita」 の 21日目の記事です。
このたび、「Python 3 エンジニア認定基礎試験」に合格することができましたー! パチパチパチ〜!!
と、Python Advent Calendar で報告しようと思ったのですが、残念ながら12月21日現在、まだ合格通知が届いていません。試験(ベータ版)を受けたのが 11月7日で、結果通知が約一ヶ月後ということだったのですが、まだ何の音沙汰もありません。。
仕方ないのでここはひとつ、合格したという体で書かせていただきます(!!)。
はじめに
まずはじめに「Python 3 エンジニア認定基礎試験」は、「一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会」主催・監修により 2017年春から本試験開始を予定している Pythonエンジニアのための認定試験で、Python 3系の基礎文法が問われます。
Python 3 エンジニア認定基礎試験
概要:文法基礎を問う試験
受験料金:1万円(外税) 学割5千円(外税)
問題数:40問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
「Pythonの普及推進、Pythonicの理解促進:Pythonエンジニア育成推進協会 発起人会が発足、2017年春にPython試験を実施予定 - @IT」の記事に「これから Python を習得し始める人などを対象」と書かれているように、どちらかと言うと Python 初級者のための試験 であると考えられます。
認定教材は今のところこの一冊のみで、「基礎文法部分から出題」されます。
私も試験直前にひと通り目を通しましたが、Python 初学者にベストな参考書かどうかは議論の余地はあるかもしれませんが、内容は非常によくまとまっていると感じました。
一方、「一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会」は、その設立背景を
ビッグデータ、機械学習、Webサービス開発など、幅広い分野で注目が集まっているPythonは米国ではすでに求人件数がJavaに次ぐ2位となり4万件を超えています。日本でも2年間で求人数が2倍になっており、近い将来、人材不足になる可能性が高く、エンジニア育成を推進する業界団体を設立するに至りました。
と説明しており、ビッグデータ分析や機械学習などで今後ますます注目株となる Pythonエンジニアの認定資格は、データサイエンティストを求める企業やスキルを証明したい個人にとってそれなりにニーズがありそうです。
かくいう私も、早速履歴書に書いてアピールしていく予定です!!
なお、「基礎試験」以外に、データ分析に特化した上位の「Python 3 エンジニア認定データ解析試験」も開催される予定です。
Python 3 エンジニア認定データ解析試験
概要:Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験
受験料金:1万円(外税) 学割5千円(外税)
問題数:40問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
「Python 3 エンジニア認定データ解析試験」の認定教材は、次の一冊となっています。
感想
私はその昔、主に Java やら PHP を嗜んでいたサーバサイドエンジニアですが、5年ほど前から業務で Python を使うようになって以来ずっと Python(Python 2!)を使い続けています。なので現在、Python歴 5年(うち Django歴 3年)といったところです。
今回受験したのはいわゆる「ベータ試験」と言われる本番前のプレ試験なのですが、合格すれば本番試験と同等の資格が得られるとのことで、早速一般向けの第一回ベータ試験に参加してきたのでした。 *1
今回の試験に向けて、直前に参考書をひと通り読んでいたのですが、実際の試験は意外と難しかったです。参考書を読まなければ間違っていた問題もいくつかあったかと思います。 *2 「70%」という合格ラインをクリアするのはそんなに難しくないのですが、満点を取るにはちょっと基礎知識に抜けがあったかな?というのが正直な感想です。
試験が終わって、きちんと理解していなかった部分をすぐに参考書で復習できたのが、今回一番の成果だったように思います。
何はともあれ、一発合格できてよかったです。
これでめでたく私も Pythonic の一員になれたというわけですね。 *3
うぉぉぉぉ!! これが Pythonic ってやつか!
力がみなぎってくるぜぇぇ!
というわけで、まだまだ認知度の低い「Python 3 エンジニア認定基礎試験」ですが、もっともっと盛り上がるといいな!!と思いました。
明日は、kaneshin さんの 22日目の記事です。
よろしくお願いします。