タイトル
The Payoneer Forum Tokyo - 越境 EC セミナー - Payoneer ペイオニア | クロスボーダー 決済 ソリューション | Doorkeeper (2016.3.31)
会場
東京都新宿区西新宿8-17-3 住友不動産新宿グランドタワー 1F
ベルサール新宿グランド
Payoneer サービス紹介
ナボン 恵子 氏(Payoneer Inc)
- 越境ECとは、国境を越えてオンラインで販売すること
- Payoneer は、クロスボーダー決済プラットフォーム
- 海外でビジネス展開するには
- 現地法人の設立
- 現地銀行口座の開設
- Payoneer のアカウントがあれば OK
- Payoneer の2005年に設立。本社は NY、日本法人も
- 各国の規制に対応
- 米国の貨幣サービス業務(MSB)
- EUの電子マネー(E-Money)発行者
- 香港の MSO
- 外貨($, €, £)で受け取って、国内銀行口座にへ送金可能
ライフスタイルを変えた越境ECで月商4000万
小川 貴弘 氏(株式会社ターム)
- なぜ越境EC?
- 国内消費市場の縮小
- 海外の市場規模の大きさ
- サービスインフラ(特に物流)の整備
- 現在は UPS, DHL を使用。日本郵便の UGX にも期待
- 海外で売れるポイント
- 価格が安い、商品が多い、納品日数が早い
- 販路は Amazon.com
- 圧倒的な集客力
- 物流体制(FBA)
- 販売しやすいマーケットプレイス
- データも取れる
- 海外銀行口座がなくても受取可能
- 3年前まではダメだったが、Payoneer アカウントを使えば OK
- Amazon FBA 販売
- Amazon が出品者の商品在庫の保管、注文管理、出荷、カスタマーサービスを代行し、出品者の Amazon での販売を代行してくれるサービス
- 会社間(BtoB)の取引にも Payoneer が使えるので便利
今こそ海外展開を Amazon で
増田 航 氏(アマゾンジャパン株式会社 Amazon Global Selling)
- 日本の EC市場 8兆円に対して、世界EC市場は16倍の127兆円(ゴールドマン・サックス調べ)
- EC市場の成長率は中国が最も高い
- 日本市場の伸び率が鈍化してきている
- 北米・西欧は二桁%成長でまだ鈍化していない
- BtoC-EC業界の世界ナンバーワン企業は、Amazon.com(経産省調べ)
- Amazon は14カ国で展開中
- (進出した順に)米・英・独・日・仏・加・中・伊・日・伯・印・墨・豪・蘭
- アマゾンマーケットプレイスは 11ヶ国で展開中
- FBA(Fulfillment by Amazon)
- 受注機会の拡大(24時間365日)
- ① カスタマーサポートがほとんど不要(英語でのカスタマーサポート 24時間365日)
- ② 配送スピード(2日以内を担保)
- ③ アマゾンプライム会員へのリーチ(米人口の 7人に1人がプライム会員。FBA は送料無料)
- 振り込みは米ドル
- 日本の銀行口座では受け取りできないので、Payoneer が必要
- 受注機会の拡大(24時間365日)
越境ECビジネスで使える配送とは
上杉 真一郎 氏(日本郵便株式会社)
- BtoC・・・直接配送(直送)
- 国際郵便・宅配クーリエ など
- BtoBtoC・・・現地物流倉庫に一括輸送、物流倉庫から購入者に国内配送
- FBA など
- 国内配送と国際配送の違い
- 1. 通関検査
- 関税の徴収、輸出・輸入をしてはいけない品物の持ち込み・持ち出しを防ぐといった目的で行われる
- 2. 海外への配送
- Invoice, Packing list など
- 3. 国際配送のための梱包
- 国内と同じ梱包レベルでは厳しい
- 1. 通関検査
- 通関検査(郵便通関)の場合は、必要な書類の内容で税関が判断するため、問い合わせが来ないようになるべく詳細を記載すること
- 直送の場合は、購入者に関税が発生する可能性とその場合の対応についてお知らせをしておくこと
- 国によっては郵送できないものもある(中国など)
- JP の「国際郵便条件表」を確認
- リチウム電池を含む商品を発送するには条件がある
- 国際輸送の場合は、約10箇所の通過ポイントが必要(国内は約4箇所)
- より強固な梱包が必要
- 国際配送に「こわれもの」扱いは無い!!
- 直送で一番使われているのは、EMS(国際スピード郵便)
- ニーズに合った発送手段
- EMS(国際スピード郵便)のほか、軽量なものは「国際 eパケット」、さらに小さい小包は「SAL便」もある
- UBX(ゆうグローバルエクスプレス)
- 関税元払い、複数個口扱いに対応
- BtoBでの輸送はもちろん、FBAなどの BtoBtoC への配送にも適している
- EMSのサイズや重さを超える荷物の取り扱いが可能
- TOLLの国際物流サービス
- US で優遇措置スタート(3/10より)
- 個人輸入の場合に限り、商品代金+送料+保険料総額が $800以内であれば関税なし(3/10以前は $200 だった)
世界最大の中国卸売市場とOEM商品制作について 3国間貿易!日本に居ながら、中国でOEM制作し、米国FBA納品と販売
豊田 昇 氏(株式会社LuCent)
- 中国から安く輸入して Amazon で高く売る
- 検品・梱包・発送、インボイスの作成などを、個人や中小企業に代わって代行
- 桜トレード代行サービス開始
- 上海・深センで物流倉庫を確立、香港経由で配送、LAで荷受け
- 米国のEC市場規模は、日本の4.3倍。中国は日本の約6倍