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「Titanium もくもく会 #6 2013」に参加してきました

Titanium もくもく会に参加してきました。
もくもく会、初参加です。

「Titanium もくもく会 #6 2013」(2013.3.8)

会場は渋谷ヒカリエの34階、最上階でした。

もくもく

コマンドラインから Alloyプロジェクトを作成して、iPhoneシミュレータを起動するところまでを検証してました。

http://docs.appcelerator.com/titanium/latest/#!/guide/Quick_Start
によれば、

  • 「Project name」は、アプリ名になるのでちゃんと考えて決めてね

(ただし、Project nameでフォルダが作成されるのでスペースは入れない方がよさげ)

  • 「App Id」は、ドメインの逆読み+アプリ名(スペース抜き)

とのこと。

ということで(プロジェクト名を大文字で始めるかどうか迷ったけど)、

$ cd /Users/akiyoko/Documents/Titanium_Studio_Workspace/
$ titanium create --name=TestProject --id=com.example.TestProject --platforms=ipad,iphone,mobileweb

としました。
途中の「Directory to place project:」では、何も入力せずにそのまま Enter。

ここまでは、前回の記事 に反映済み。


あとは、http://docs.appcelerator.com/titanium/3.0/#!/guide/Alloy_Quick_Start のサンプルコードを動かしたり、ソースコードを読んでたりしました。

(LT-1) 3分でわかるKii cloud & TiGPUImageView

@hamasyou

Kii cloud
http://kii.com/

  • モバイルアプリのためのクラウド。コンセプトはACSと同じ。
  • docomoでも利用されてる
  • Titaniumから使うには、モジュールを作るか、RESTful APIを使うか
  • Kiiはそこそこ安定してるが、まだβ? 今後に期待かも
  • ACSとの違い
    • アジア圏に強い(アジア圏のモバイルコミュニティがバックエンドをサポート)
    • サポートも日本語でOK

TiGPUImageView
https://github.com/bongole/TiGPUImageView

  • 画像にGPUでフィルタをかける拡張モジュール。実機でも速い(はず)

TIPS

  • Titaniumでビルドして実機に転送する際、requireされた拡張モジュールが実際のコードから参照されていない場合にエラーが出てしまい、ハマった
    • Titaniumでは、参照されていない組み込みモジュールへのリンクを行わない最適化がされている
    • 組み込みモジュールへのダミー参照をすればOK

(LT-2) InfoBox - Denso Award 2013投稿アプリ -

@atticatticattic

  • 車両アプリ開発の敷居を下げる「InfoBox」ライブラリの提案・試作

(LT-3) ACS

@kaz_konno

Slide: http://sssslide.com/speakerdeck.com/kazkonno/insutantomobairubaas-appcelerator-cloud-services-acs

  • ACS (http://www.appcelerator.com/cloud/) 使うと、サーバサイドが楽に作れるよ
  • モバイル向け Backend as a Service(BaaS)、つまり MBaaS
  • インスタントなバックエンドサービス。アメリカですごく盛り上がってる
  • プライシングがすごく分かりにくい。でも無料枠を超えることはまず無いとのこと
    • 500万APIコールまで無料、転送量無制限(国内のサービスだと有料の場合もある)
    • 1ストレージは20GBまで
  • すぐに使える20のアプリケーション群
  • SDKクロスプラットフォームに対応している
    • Titaniumからは、ACS APIを呼び出すだけ
    • ACS API (Users/Photos/Friends/Ratings, Review, and Likes/Status)
    • iOSネイティブ、Androidネイティブ、REST APIからも利用可能なSDK
  • EC2上に乗っかってる
  • クローズドなプランもある。ライセンス契約をするとプライシングがもらえるらしい
    • もし無ければ、カスタムオブジェクトが用意されているので、独自に何でも組める
  • パブリッククラウドであれば、西海岸のリージョン一つのみ
    • レイテンシを気にするエンタープライズ向けであれば、マルチリージョンなプライベートクラウドを検討すれば?
  • 足りないものもある。サーバサイドで独自の処理したい(カスタムサービス)とか
    • それを叶えるのが「Node.ACS」
    • もうすぐ 1.0GA が出るらしい
    • Nodeのアプリケーションも取り込み可
    • Node.ACS向けのクーロンも有志が作ってるらしい