今月11日に、知的財産管理技能検定2級 を受験してきました。
7月の「知的財産管理技能検定3級を受験してきました」に続けての受検です。
3級と2級の違いは、
3級 | 2級 | |
試験形式 | 30問 45分 | 40問 60分 |
選択肢 | 3択(実技の一部を除く) | 4択(実技の一部を除く) |
合格基準 | 7割以上の正答率で合格 | 8割以上の正答率で合格 |
合格率 | 約72%(第1〜9回の平均) | 約27%(第1〜9回の平均) |
と、明らかに厳しくなっています。
問題自体の難易度も上がっていて、出題範囲も関税法などの法規が追加されています。
(出題範囲の追加に関しては、3級と同じと考えても差し支えないですが。)
さて、勉強法ですが、今回はテキストのチョイスで結構悩みました。
公式サイトで紹介されている 『知的財産管理技能検定2級テキスト【改訂4版】』 を本屋で立ち読みするも、3級のテキストとさほど変わらないように思えたので、ちょっと買う気が失せていたのです。
で、まずやったのは 3級試験 の復習から。
10/1 から開始し、10日ほどかけて 3級のテキストをもう一度頭から読み直しました。
(前回の受検から全然勉強してなかったので、勘を取り戻すのに苦労しました。。)
テキストの復習が終わったら、間違った問題を中心に前回試験(3級)の見直し。
こちらは 10/11 から一週間くらいかけて。
ちなみに、分からないところは、
を読んで勉強しました。
前者のサイトは、↑のテキストと連動していているので持ってる人は是非チェックしておいた方がよいと思います。
あと、後者は問題に該当する条文が詳細に載っていて、すごく助かりました。
ありがたや〜。
次は、2級の過去問をやることに。
前回やった過去問シリーズの 2級バージョンです。
これは10月末まで、約2週間ほどを費やしました。
ひと通り2年分の過去問をこなし終わったところで、学科が 63/79(正答率79.7%)、実技が 62/80(正答率77.5%)と、ギリアウトだったことが判明。
しかも、解説も蛍光ペンでびっしり(=分からないところが多い)。
「あかん、このままじゃ落ちるんちゃうか?」
と一抹の不安が。。
過去問の結果、著作権が不得意ということが分かったので、急遽、対策としてようやく 2級のテキストを買うことに。加えて、過去の出題傾向から、著作権関連は全体の 26% も出題されているということが決め手に。
で、買ったのがこれ。
このテキスト、すごく良かったです。
トピックに関連する条文が適度にまとめられていて理解しやすく、判例がコラムっぽく挿入されていて読み進めやすく工夫されていて、尚かつ、過去問で実際に出ていたポイントがきっちりと解説されていて、正直「面白かった」です。
これは4日くらいで、気合いで読み切りました。
(条文はざっと目を通すくらいでよいでしょう。全部きちんと読んでたらとても4日じゃ終わりません。)
試験一週間前、詰め込み過ぎかも?と思いつつも、↑のテキストが良かったのと、過去の傾向から最も出題率が高かった(35%)という理由から、「特許・実用新案法」版もトライしてみることに。
試験日まで時間は無かったのですが、こちらも気合いで 5日ほどで読破。
知識の穴も結構見つかり、やはりやってみて良かったです。
とこんな感じで、試験までの約40日間、これまでにないほどしっかりと勉強をしました。
大体、50〜60時間くらいだったでしょうか。知財関連はこれまでで合計150時間くらいは勉強してきていると思います。
肝心の試験本番ですが、拍子抜けするほど簡単でした(笑)。
翌日の自己採点で、学科 36/40、実技 37/40 で正答率 9割オーバーしてました。
落ちなくて良かったー。