「WordPressのサブディレクトリをURLから見えないようにする」 の続きです。
今回は、さくらのVPSで運用しているWordPressに、お名前.comで取得した独自ドメインを付与する手順についてまとめたいと思います。
普段なかなかやらない作業なので、いつぞやの為にもメモメモ。
前提として、任意のドメインをお名前.comで取得しており、Whois情報公開代行サービスを利用しているものとします。
また、さくらのVPSのホストアドレスは「49.xx.xx.xx」として進めますので、適宜読み替えてください。
【目的】
- お名前.comでドメインのDNSを使用して、さくらのVPS用の独自ドメインを管理する
1. レンタルDNSレコード設定
お名前.comのドメイン管理ツール「ドメインNavi」から、
「ドメイン設定」 -> ネームサーバーの設定の「レンタルDNSレコード設定」をクリックします。
(2013年8月現在、ドメインNaviのインタフェースがこの記事のものから若干変更されています。「ドメイン設定」のタブから、ネームサーバーの設定の「DNS関連機能の変更」を選択し、DNS関連機能の設定画面から「DNSレコード設定を利用する」の「設定する」ボタンをクリックしてください。)
対象のドメイン名を選択して、「入力画面へ進む」をクリック。
入力欄に、「ホスト名」(任意のサブドメインを指定)・「TYPE」(Aレコードを指定)・「VALUE」(さくらのVPSのIPアドレス)を入力し、「追加」ボタンをクリックして、登録するDNSレコードを追加します。
ここで、「mydomain.jp」の他にも、「www.mydomain.jp」といったサブドメインを設定する場合は、下図のように複数のレコードを登録しておきます。
他社レンタルサーバでドメインを使う場合は、下記の注意書きの通り、通常はネームサーバの変更が必要になるのですが、
レンタルDNSレコード設定を利用するドメインは以下のネームサーバーを設定してください。 プライマリ: 01.dnsv.jp セカンダリ: 02.dnsv.jp
その下段の「レンタルDNSレコード設定用ネームサーバー設定確認」のチェックボックスを入れることで、ネームサーバー変更の手間が省けます。
ちょっと便利。
2. ネームサーバの登録内容を確認
少し(10分くらい?)待った後、ネームサーバの登録がきちんと反映されたかどうかを確認します。
「ドメイン設定」 -> ネームサーバーの設定の「ネームサーバーの変更」をクリックします。
設定を変更したドメイン名をクリック(チェックボックスにチェックするのではないので注意!)すると、ネームサーバの登録内容が表示されるので、
- プライマリネームサーバ、セカンダリネームサーバがそれぞれ「01.dnsv.jp」「02.dnsv.jp」になっていること。
- 技術担当者情報がお名前.comの Whois情報公開代行の内容(←代行サービスを利用している場合のみ)になっていること。
が確認できれば、OKです。
参考