蔦屋書店でふらっと買った本。
「コピーライター式文章発想法」の本とな。
たまにきちんとしたところで文章を書くことがあり、文才の無さにいつも悩んでいたので、これでコピーを書くのが上手くなったらなぁと思って読んでみました。
- 作者: 鈴木康之
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/07
- メディア: 文庫
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中でもなるほどと思うところがいくつか。
- 私のコピー論の基本は「書くのではなく、読んでもらう」(132ページ)
- 読んでもらう文章を書くことは、読む人の気持ちとのゲーム(88ページ)
- 僕らの仕事ってイタコに近いですよね。クライアントの話を聞いて、潜んでいる気持ちをくみ取るという。(129ページ)
などなど。
タイトルやコピーを書くとき、「誰もがあっと驚くような斬新な言葉を作り出してやろう」と取り組んでしまいがちですが、そういった「無からの創造」ではなく、「伝えたい」というエネルギーを、読んでもらえる文章になるまでひたすら書き直すという作業に凝縮せよということでしょうかね、まとめると。