スマホのSEO系の勉強会に参加してきました。
「「スマホアプリのSEO/ASOセミナー」~広告バナーやリワードに頼らず集客する方法~」(2013.4.9)
今回の会場は代々木でしたが、部屋は超満員。
それにしてもスーツ姿の人が少なかったですねぇ。1割いなかったでしょうか。フロントエンド界隈はいつもこんな感じなのかなぁ。
知って得する! ASO(AppStore内検索最適化)の基本と活用
杉山 拓也氏(株式会社スターガレージ)
- iOSはダウンロード数が一時期増えてもすぐ下がってしまい、地を這うようになる
- ASOは着々と増やしていくというイメージ
- それでも、予算があるうちは、レビューサイトなどに広告を打っておいた方がいい
- チームの士気を保つためにも、DL数は大事
- AppStore内検索順位に影響する要素
- 1.アプリ名 (影響度大。バージョン単位で変更できる)
- 2.iTunesキーワード (影響度中。バージョン単位で変更できる)
- 3.アプリ説明文 (影響度極小。いつでも変更可能、審査もなし)
- 1.~3.は自力で上げられるASO
- 4.レビュー数(影響度大)
- ASOのステップは3段階
- 1.「ダウンロードされる」キーワードを探すのが大事
- 2.タイトル・キーワード・説明文を書き直す
- 格好悪くても、キーワードをタイトルに入れるべし
- 「簡単家計簿COST」とか
- 3.バージョンアップ後の推移を追う
アイコン、タイトルの重要性と考え方
孫 良氏(株式会社まさか)
世永 玲生氏(GMOインターネット株式会社)
孫さんが最近出したアプリは「逆走高速道路」で、800~1000万の収益があったのだとか。
対して、世永さんは元SEGAの人。「無限」シリーズでアプリを大量生産中。
それぞれ違う環境で、インパクトのあるアプリを大量生産しているお二人が奇跡のセッション。
広告費はほとんど掛けてないという両者のアプリ戦略とは?
セッションはかなり盛り上がりました。面白かったです。
アイコン
- 一番大事なのは、アイコンとタイトル(世永)
- 前後にアイコンが並んだときにアイコン(のインパクト・センス)が勝ってるかどうか。ランク外でも勝機あり(世永)
- 2年前は、金・黒・赤だった。今となってはちょっとトロイ(世永)
- 立体感はあった方がいい(世永)
- 黒白のコントラストがあった方がいいかも(世永)
- 競合するアプリのアイコンと(実際の大きさで)並べてスクロールさせて、目立っているか確認すること(世永)
- ちゃんとレティーナでチェック!(世永)
- 明度・彩度を上げ下げするだけでも印象が変わる
- Apple製品のアイコンを拡大してみるといいかも(孫)
- アイコンは、目立つということと、パッと見て内容・面白さが伝わるものがよい(孫)
- 最近はあまり要素を詰め込み過ぎないようにしている(孫)
- 集中線が付いているのをよく見かけるが、やはり反応はよい。ただしセンスが必要(世永)
タイトル
- 8文字以内がよい(孫)
- 長過ぎると省略されちゃう。一般的には短い方がいい(世永)
- なるべくキャッチーな言葉にする(孫)
- 500ワードくらい列挙して、一瞬で面白いと判断できるような言葉を厳選するようにしている(世永)
- BOOKOFFで100円で売ってるのはキャッチーで売れ過ぎた本なので、それを参考にしたりするとよい(世永)
企画
- 懐かしいもの(雲梯とか)、やっちゃいけないけどやれたら面白いもの(デジタルだからできるもの)は鉄板(世永)
- ブランディングで狙うのもアリ。効果は高い
- グッティアの「鬼」シリーズとか
- ただし、流行っているところに乗っかると、敵は多い(世永)
- 例えば、競争の激しいミニゲームだと、ターゲットが絞られないように単語は選んだ方がよい(孫)
- ○コーラ ×日本酒 (日本酒だとお酒を飲む世代にターゲットが絞られちゃう)
- ちなみに、ペプシは商品名なので訴えられたらリジェクト
- 意外とニッチなキーワードも落ちてるかも(孫)
- 「オークション」「韓流」とかは意外と上位ランクインできた(孫)
PCサイトのSEOから学ぶコンテンツSEO、インバウンド・マーケティングの実践
宮原 智将氏(株式会社エスタイル)
- 最近、ウェブからアプリへの流入が増えてきているのでは?
- アプリの正式名称が分からない人がウェブであいまい検索をする人がいる
- カテゴリーで検索し、オススメ・レビューを見てから面白そうなアプリをダウンロードする
- ファンによるやりこみで検索(攻略Wikiとか盛り上がってそうなアプリを試してみる人がいる)
- 特徴としては、インストールする確率が高く、一度ランキングされるとずっと流入が見込める
- 1.SEO対策の方法としてはまず、アプリ紹介のPCサイト(ランディングサイト)を作る
- リンク対策やインデックスがやりやすい
- 2.関連ワードのキーワードマップを作る
- ビッグワードには複合ワードで対策
- 関連語・候補キーワード一覧抽出ツール「rishirikonbu」を使っている
- 1記事4,000~30,000円で記事制作もしている