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「AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト試験」の再認定試験に合格しました

二年前に取得した「AWS認定 ソリューションアーキテクト - アソシエイト(AWS Certified Solutions Architect - Associate)」(SAA)が失効しそうになっていたため、急遽、先月末の「AWS Summit Tokyo 2017」で再認定試験を受けてきました。


結果は合格だったのですが、再試験を思い立ったのが試験日の一週間前ということもあり、短期間でどうやって知識を戻していったのかを書き残しておきたいと思います。


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AWS 認定試験の種類や前回の勉強方法については、以下を参照ください。

《過去記事》
akiyoko.hatenablog.jp



まず、AWS の再認定試験については、

  • 二年ごとに再認定が必要
  • 再認定試験の試験要覧は、通常の認定試験と同じ
  • 再認定試験は料金が半額(ソリューションアーキテクト- アソシエイトの場合は、通常 16,200円 → 8,100円)

とのことです。 *1


AWS Recertification(再認定)」には、再認定試験を受ける以外にも「一つ上のレベルのプロフェッショナル試験を受けてもいいよ」と書かれています。しかしながら、インフラはもともと得意分野ではなく、準備期間も短かったこともあり、今回は見送ることにしました。


6ヶ月・3ヶ月・1ヶ月前に、「AWS認定資格有効期限(残りXか月)についてお知らせ」などという通知メールが来ていたものの、あまり更新する予定も無かったのですが、高い受験料が「今なら半額」となると話は変わってきます(直前で気付きました・・)。ちなみに、プロフェッショナルレベル試験の試験料が半額になるワンタイムバウチャー(割引は1回のみ有効)も通知メール内に提示されていました。



 

試験対策の履歴

今回の再認定試験対策の履歴です。

AWS Black Belt Online Seminar

AWS Summit Tokyo 2017」の一週間前に「AWS 認定試験取得に向けて」というタイトルの Black Belt の Webinar があったのですが、これが今回の再受験のきっかけでした。



本家 AWS からこういった情報が提示されるのは今回が初めてではなかったでしょうか。非常にありがたいです。

あと、毎回「どうやればいいんだっけ?」と悩んでしまう試験の申込み方法(スライド19〜26)なども載っているので、こちらも地味にありがたいです。


試験準備の例として、

というサンプルケースが、スライド40くらいから紹介されています(ちなみに、ほぼ同じものが「AWS 認定 – 認定の準備」でも紹介されています)。

「ステップ2: 認定試験ガイド、サンプル問題の確認」は当然として、ホワイトペーパーや FAQ、その他のリファレンスを読むのが王道でしょうか。「ステップ6: 認定試験準備ワークショップの受講」も有用かと思います。今年の AWS Summit でも一日限りの座学ワークショップとして実験的に開催されたとのことです(申し込みが殺到していたようですね) *2

「ステップ7: 模擬試験の受検」については、次回機会があれば試してみようかと考えています。割引きバウチャーも貰ったので。


認定試験準備におすすめのホワイトペーパーとして、

が挙げられていました。英語なので全部読むのはアレとして、出題傾向はこれで掴めるかと思います。

また、認定試験準備に向けて確認しておくべき FAQ として、

  • Amazon EC2
  • Amazon S3
  • Amazon VPC
  • Amazon Route 53
  • Amazon RDS
  • Amazon SQS

が挙げられていました。これらのプロダクトについては細かな点も含めて重点的にやるようにというお達しと捉えてもいいかもしれません。

スライド60から、その他のリファレンス(日本語中心)が紹介されていますので、そちらも要チェックかと。


 

参考書

「ソリューションアーキテクト - アソシエイト試験」の合格対策本を使って勉強しました。準備期間が一週間と短かったこともあり、これ一冊オンリーでした。

これは本当に良かったです。正直なところ、これが無ければ今回合格していなかった可能性も大いにあります。


この合格対策本の良いところは、他の本にあるような細かなケーススタディやマネジメントコンソールの操作方法のキャプチャなど(試験対策としては無駄な情報)が一切無く、AWS試験によく出題されるような知識に特化している点です。短い時間で知識を詰め込むには最適の本でした。

また、こんなのさすがに試験に出ないだろといった基本レベルの知識もまとめられているので、頭の中をスッキリ整理できたのも良かったです。



試験会場での注意点

試験当日の持ち物に注意しましょう!


試験の申し込みをすると「試験の購入確認」というメールが届きますが、このメールを印刷したものと、「写真付きの身分証明書」が必要です。

前者はぶっちゃけ印刷しておかなくても(メールが見れさえすれば)何とかなりますが、後者は・・・。

試験当日のご本人確認

試験当日は15分前までに会場へお越しください。 このメールを印刷し受験者認証コードをプロクター(試験監督員)にご提示ください。またご受験の際は2種類の身分証明書が必要となります。 1つは公的機関が発行した写真付きの身分証明書、もう一つはクレジットカード、銀行カード、社員証などになります。(米国の社会保障カードは身分証明書として認められません)個人の持ち物は教室に持ち込むことができませんので、会場に用意された場所へお預けください。


 

おまけ

試験後、会場に用意されていた「認定ラウンジ」に初めて足を運んでみました。

休憩所としてテーブルと椅子、ちょっとしたお菓子(プレミアムうまい棒)と飲み物が用意されていました。会場はどこも混雑しているので、貴重な休憩スペースです。といっても、特に用事もなかったのですぐに退散しましたが。

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