Mac で USBマイクの音声を録音するには、Mac にデフォルトでインストールされている「QuickTime Player」を使えばお手軽です。
USBマイクには、以下の様なコンデンサータイプの全指向性高感度USBマイクを使っています。集音範囲が 5m もあるので、会議やイベントなどで、部屋の中の広範囲の音を集めたいときに重宝します。
サンワサプライ WEB会議高感度USBマイク MM-MCUSB22
- 出版社/メーカー: サンワサプライ
- メディア: Personal Computers
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バージョン
- Mac OS X 10.10.5
- QuickTime Player 10.4
録音方法
QuickTime Player を開き、[ファイル] -> [新規オーディオ収録]を選択します。
真ん中にある三角形のアイコンをクリックして、マイクが「USB Audio Device」、品質が「最高」になっていることを確認します。
録音開始・終了は、真ん中のボタンを使います。
保存方法
録音を終了すると、次のような表示になります。
QuickTime Player の[ファイル] -> [書き出す] -> [オーディオのみ]を選択して、ファイルを書き出すディレクトリとファイル名を指定すると、m4a ファイルが作成されます。
作成されたオーディオファイルのサンプリングレートとビットレートを確認してみます。
iTunes のミュージックリストから情報を確認することができます。
ファイル形式 | AAC-LC(.m4a) |
チャンネル | 2ch (ステレオ) |
ビットレート | 256 kbps |
サンプリングレート | 48,000 kHz |
でした。
Windows標準の「サウンドレコーダー」で録音すると、
ビットレート | 96 kbps |
サンプリングレート | 44,100 kHz / 16 bit |
になるらしいので、これよりはずっと音質はよいかと思われます。
まとめ
QuickTime Player は、Mac にデフォルトでインストールされているので、お手軽に使うことができますし、純正ということもあっていつの間にか不正終了しているという可能性も低そうです。しかも、なかなか高音質で録音することができます。
録音時間もきっとほぼ無限に長くすることができると思います(実績としては 3時間程度しか試せてませんが)。
おまけ
Windows でサンプリングレートとビットレートを確認するなら、「真空波動研SuperLite」というフリーのツールがあるようですが、正確な値が取れるかどうかは保証しないとのことです。
ちなみに、真空波動研SuperLite で上記と同じ .m4aファイルをチェックしてみたものが以下になります。