米国スタンフォード大学卒業式でのスティーブ・ジョブスの祝辞(2005年6月)
- Text of Steve Jobs' Commencement address (2005)(スタンフォードの記事)
- スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業式スピーチ - himazu archive 2.0
スティーブ・ジョブスのこのスピーチが好きで、英語の勉強も兼ね、これまで何度も何度も聴いていました。
でもこれ以外にはスティーブ・ジョブスのことは何も知らなかったので、以前から読みたいなと思っていたこの本を最近読んでみたのです。
ぶっちゃけ、印象がだいぶ変わりました。
秘密主義であったり、彼の感性には禅の精神が影響を与えていたことや、トレードマークの黒のタートルネックはイッセイミヤケのデザインだったことさえ知らなかったのですが、スピーチでは(もちろん)言及していなかった彼の暗黒面がリアルに書かれていたので、壁に何度も当たってはそれを乗り越えようとバトルを繰り返してきた激動の人生を送っていたのだなぁと。
スピーチの「connecting the dots」という言葉が好きで、「目の前のこと、好きなことに信念を持って取り組め。将来、想像もしていなかった新境地に繋がっていくかもしれないから」と解釈しているのですが、スティーブ・ジョブスほど予想外の人生を歩んできた人はいなかったかもしれません。
あと、本を読む前はこんな上司いたらいいなぁと思っていたのですが、本を読んで、正直やだなと思うようになりました(笑)。