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akiyoko の IT技術系ブログです

4/22 の「技術書典4」で「現場で使える 基礎 Django」を頒布します

akiyoko です。

このたび、4/22 の「技術書典4」で人生初の技術系同人誌『現場で使える 基礎 Django』を頒布する ことになりました。


techbookfest.org


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(表紙はこんな感じになりそうです。*1




(2018/4/25 追記)

お陰さまで技術書典4では300部を3時間ほどで完売することができました。皆さま、ありがとうございました!

部数限定ですが、会場に持ち込めなかった紙の本を BOOTH にて再販致しました。現地で購入できなかった方、技術書典4に来れなかった方は是非どうぞ。

akiyoko.booth.pm



「技術書典」って何?

技術書典」は、春と秋の年二回ずつ開催される、技術者による技術者のための技術系同人誌の販売イベントです。今回が4回目の開催になりますが、毎回どんどん認知度と熱量が上がっているようで、今回天気が良ければ 3,000〜4,000人ほどの来場者で溢れ返りそうな勢いのホットなイベントなのです(行ったことないけど)。

私は初のサークル参加でもあり、初のイベント参加にもなります。

techbookfest.org

前々から何か本が書きたいなと思っていたところで「当選したら書いてみようかな」という軽いノリでこのイベントのサークル参加に申し込みをしたら、見事に抽選に当たっ(ってしまっ)たのが二月初旬。そこからちまちまと目次を作り始め、本格的に書き始めたのは二月下旬あたり。そこから泣きそうになりながら毎日明け方まで執筆することを繰り返し、ようやく脱稿できそうな目処がついて安堵感を感じ始めています。これまでに要した総時間はおそらく 300時間を超えると思います。



こちらは昨日 Twitter で聞いたアンケート。
半数が入稿済みだった。皆さん早い!!



「基礎 Django」はどんな内容?

全148ページ(表紙や奥付を除けば本文 142ページ)まるまる Django 本です。執筆はほぼ完了し、現在絶賛校正中です。


本書の読者としては、

  • Python の文法はある程度分かるけど Django は初めてという初心者の方
  • Django を始めてみたけど今いちコツが掴めないという初級者の方
  • ベストプラクティスを学びたいと考えている中級者の方

を想定しています。

私自身 Django 歴がまだまだ浅い(仕事で6年ほど)ので上級者向けの本は書けませんが、Django の動作原理から実戦的な書き方まで、初級者向けの基礎知識として押さえるべき内容は全て網羅したつもりです。読者の皆さんに「Django って意外と簡単だな」と感じていただけることを目指して、基礎から詳しく丁寧に解説しています。

特に、

  • Django の日本語書籍が無くて困っている方
  • Django で一度挫折したことがある方

にオススメです。


目次

気になる目次は、



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となる予定です。
もう動かない・・・はず。


「基礎 Django」を書いた理由は?

今回 Django 本を書いた理由はズバリ、「Django の日本語の書籍が少ない」からです。 私自身、Django をずっと仕事で使っているのですが、日本語で書かれた良書が見つからず、結局「Two Scoops of Django」シリーズという海外の書籍(個人的に「ベスト・オブ・Django本」に認定)に辿り着いたわけですが、それだと初心者向けに薦める本としてはハードルが高過ぎるのではないかとモヤモヤを感じていたのです。Django の人気が今ひとつ上がらないのも、日本語の書籍が不足していることが大きな要因になっているのではないか、と思い立ったのがきっかけです。


akiyoko.hatenablog.jp


この状況を打破すべく、「無いのなら 自分で書こう Django本」ということでまず私から書いてみることにしてみました。この本が版を重ね、将来「ベスト・オブ・Django本」と呼ばれるようになればという願いを込めて。




頒布本情報

B5サイズ、148ページ(1円玉より少し小さい 9.3 mm の厚さです!)。

技術書典での価格は 1,000円。
お釣りの煩雑さを考えての特別価格です(他のサークルさんもだいたい 1,000円にしているようです)。

部数は未定。

頒布場所は「く33」の「あきよこブログ」です。
見本誌を置いてますので、立ち読みだけでもお気軽にどうぞ。

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秋葉原UDX、4/22(日) 11時オープンですが、午前中はどえらい混雑すると思いますのでご注意を。

お品書きも作りました。

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今悩んでいること

来週月曜(4/16)が入稿の〆切で、そこで何部刷るかを決めなくてはいけません。

これまでの技術書典の売れ行きから考えて、200部くらい刷れば十分余るかな?と考えていたのですが、「万万が一早々に売り切れてしまって、欲しいという人が買えなかったら嫌だなぁ」という邪念がムクムクと出てきてしまっている状態がまさに今なのです。


後日、BOOTH で当日売り切れなかった紙の本(電子版はもし対応可能であれば)の販売をしようと考えているので、結構余ってもいいとは考えています。


もし反響があれば少し多めに刷ろうかなとも目論んでいたりしますが、どうなることやら。


何はともあれ、技術書典の当日(4/22)、秋葉原 UDX アキバ・スクエア まで遊びに来ていただければありがたいです!

ぜひ冷やかしにきてくださいませ。

*1:黄色の丸は「Django(ダンゴ)三兄弟」です。だいぶ古いな。。