数々の世界大会を制した31歳のプロ・ゲーマーの勝負哲学本。
たまたまTwitterで別々の人が推薦していたのがきっかけで読んでみることに。
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/04/02
- メディア: 新書
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将棋を含めて他ジャンルの本をたくさん読んでいたとあるから、きっと米長永世棋聖の本も読んでいたんじゃないかと思う。
- 楽な道はない。できることを片っ端から試し、徹底的に考え抜く
- チャレンジ精神。大事なのは変わり続けること
- 自分を持っている人は、圧倒的な集中力がある
- 苦手な人、苦手なことに積極的に取り組む
などは偶然にも、前回紹介した 「人間における勝負の研究―さわやかに勝ちたい人へ」を読んだ の内容と相通づるものがあった。
トップの世界で勝ち続けるというのは、努力・姿勢・意思力、究極的には「生き方」の勝負なのであって、そのためには、考え方や生活習慣にまで「勝ち続ける準備」を刷り込んでいかなくてはならないのだな、と感じた。
ビジネスパートナーに世界トップのプロ・バックギャモンプレイヤーがいるので、その人のことや、自分の普段の生活はどうなのか、ということを思い浮かべながら読みました。